KinKi Kidsコンサート,今回は元旦の東京ドームと1月9日,10日の京セラ大阪ドームの合計3回参加。
大阪なんか,写真のように混雑予想まで駅に張り出される始末(ドームから離れた心斎橋駅の掲示板)。大阪ドームはいつも大混雑。
<ステージセット>
なんと言っても今回はこのセットが見せ場だと思いました。最高!「なんでも映像化しちゃおう」というコンセプトでできたCGが秀逸。アリーナ前方真正面でも見ましたが,大迫力。あいかわらず双眼鏡で見入る人もまわりにいっぱいいたけれど,そんなことしたらこの豪華な映像セットが楽しめない!今回のセットは後ろの方の席でも双眼鏡を使っちゃいけませんね。
前々から思ってましたが,映像中に曲紹介や箇所が流れますが,職業柄フォントマニアな私としては,フォントのデザインがとてもうまい。ファンの年齢層にも合わせているようにも感じますが,正統派の明朝体をベースに上質な感じが全面に押し出されていていい感じ。昔の曲になるとゴシック系のフォントが多用されていて,よく考えられた構成でした。
CGについては「日本中のディスプレイをかき集めて作った」と言ってましたが,次回のツアーではぜひもうワンランク解像度をあげる(特に下部,ステージ側)と,より精密な巨大スクリーンで臨場感がアップするのではないかと。これならスタンド3階席とかに座っていても十分楽しめます。
<曲>
他の掲示板で全曲解説が詳しくされているので,そちらに譲るとして,メンズ視線で「これは!」という部分だけ。
曲はおなじみのものが多くて,一緒に熱唱。東京で"Family"(2回目)を聞いたとき,大合唱団が登場して大迫力で,大阪でもまた楽しめるのかなと思っていたら,さすがに大阪では登場せず。あれだけの大人数を連れてくるのはさすがに無理だったか…。東京ドームはDVD取材カメラが入っていたので,ひょっとしたらDVDでまたこの大合唱団が楽しめるかもしれませんね。
SNOW! SNOW! SNOW!の構成は大阪のほうがよかったです。東京ではホームベース側舞台から歩いて(いや,小走りで)正面舞台に戻りながら歌っていたので,あの高音サビ部分を歌うのが落ち着かないというかつらそうでしたが,大阪ではコンサート後半に持ってきて舞台正面で落ち着いて歌っていました。
春には発売されるという新曲"TIME",二人は「ぜひ大音量で聞いてほしい」と何度も言ってました。いったいどんなサウンドなんだろう…。我が家,オーディオルームがあるので,二人のご希望通り大音量で聞いて感想をアップしたいと思います。
これまでのシングル曲などでは「カナシミ ブルー」などはKinki Kidsのサウンドとしては珍しいデジタルっぽい仕上がりで,中低音をうまく響かせるのが難しいなあと思ったことがありましたが,ここ最近の楽曲については安定したKinKi Kidsサウンドで,弦楽器を中心に中音域をぐっとひろげた音作りが続いています。この音作りが新曲で違ってくるとしたら新たな挑戦ですね。