2015年2月13日金曜日

NW-ZX2のとんでもない音質

SONYのウォークマンNW-ZX2をちょっと聴いてみた。

私はあんまり音質がどうとかこうとか語れるような「いい耳」は持ち合わせていないので,普段は機材を買い換えても,それまでの機材の音とは違うことは分かっても,そんなに大きな驚きを感じることはあまりないです。

iPodTouchからZX1に変えたときも,音質が大きく変わった感じは受けていましたが,ブログや価格.comなどで細かく具体的に違いを表現できる方のようなことはありませんでした。

しかし,しかし!ZX1からZX2への音質変化はスゴイ!スゴすぎる!

同じSONY製品であるし,価格が違うといっても1.5倍くらいしか違わないので,まあそんなに違いがあるわけではあるまい,少なくとも私のバカ耳にははっきりした違いがわかるかどうか,程度に考えてました。

しかしながら,ZX1とZX2はまるで別の会社の製品みたいに音が違います。なんて表現したらいいんでしょう,低音の迫力がまるで違う。ZX1は「がんばって低音出しました」感がありましたが,ZX2は「余裕でがんがん出しますわ」という低音。それでいて音がこもったりとかがまるでない。高音もZX1は「繊細さ」が十分感じられるものでしたが,ちょっと背伸びした感じもありました。ZX2は「繊細さ」に(矛盾しているかもしれませんが)「どっしり感」がある…うーん,別の表現でいうと,雪が降った朝に外に出ると「寒い」(ZX1)という感覚に「しーん」とした空気感のようなものがプラスされる(ZX2)というそんな感じ? とにかくどの音域もひずまず豊かに鳴ります。こんなにちっちゃい機械からこんな音が出るとはすごい。ボーカルも目の前で歌っているかのようなリアリティ。聞き慣れた楽曲も別の曲みたいに聞こえます。

うーん,やっぱりいいヘッドフォンが欲しくなりました。

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